2016年09月28日

生まれる家・死んで行く家


家のことを書きますが、今回はちょっと新築住宅とは
直接関係のないことになります。

私たち夫婦の新居を作っている最中に、同時進行で
私の実家の整理をしていました。

3年前に母が亡くなり、父だけでは維持できなくなった
一戸建ての実家を、父と私とで片づけてきました。

遺品整理、粗大ゴミ出し、残っていた物の仕分けなどなど、
週1くらいの頻度で、約3年間かかりました。
最後に掃除しに行ったのは、つい先日。

すごく偶然なのだけど、実家の引き渡しの日が、私たち新居の
引っ越し日でした。

気に入っている庭木を新居に持ち込もうと考えていた時期も
ありましたが、ある程度大きい木を引っ越しさせるのは、
新しく購入するより高い・時期が難しいなどで断念。

実家はつい先日、取り壊し工事に入ったようです。
土地が無事に売れて、新しい持ち主が建てる予定です。


家を作っている間、実家のこともずっと頭の中にありました。
新居が新しい材木で日々建てられていく喜びとと共に、小さな頃から
育ってきた実家を片づけ、売りに出し、中が空になった実家を見て。

生まれていく家と死んで行く家、の両方に同時に立ち会ったような
不思議な感覚になりました。


家を作るのも、たたむのも、とても労力が要りますね。

住んでいた時は思いもしなかったけれど、家は私たちと一緒。
家族のように親しみのあるもので、色んな記憶が残っていて。

注文住宅を建てることになる前に、たくさんの中古の土地や古屋を
見た時も、住んでいた方の気配をついつい想像してしまいました。

新居に住んでみてふと周りを見渡すと、ご近所もちょうど
入れ替わりの過渡期のようで、大きな家にお年寄りが一人っきりで
住んでいたり、2世帯住宅を作って表札は2つあるけれど、
1つにはもう人が居なくて使われていなかったりと、状況も様々です。


私たちの新しい家はこれからどうなっていくのかな。
でも、家もいずれは無くなっていくものなんだな。
他人事だと思って来ていたことが、自分の身の回りに起こって、
悲しいこともあるけれど、これから一緒に生きていく家に対して、
色んな事を考えるきっかけになりました。

何より、そういう家の生死に立ち会えた事を大事にしようと
改めて思いました。

新居、大事にしていかないとね〜
posted by ゆふ at 23:15| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする