2016年08月17日

大事なものは目に見えない?

前回の工務店巡り記事でもう一つ
書いておきたい内容があります。

私自身がこだわっていた「天然素材
など、化学薬品を極力使わず、自然
のものを多用してもらえる施工会社
を探している最中に出会ったメーカー
がありました。

それは化学物質アレルギー等に配慮
した素材を集めて家をつくる、という
ことを売りにしている全国に代理店を
もつメーカーになります。

住宅展示場で疲れ果てた時にたまたま
見つけ、見て説明を受けた時は、もう
夫婦で「こ・れ・だ!」と思いました…。

オール漆喰!
オール無垢材!!
接着剤もなどの自然なものから作られ
たもの。断熱材は炭化コルク
塗装剤も食べられるような自然界の素材。
外壁も漆喰壁なので、サイディングなど
のコーキングの目地の塗り直しもないの
で、外壁のメンテナンスも不要とのこと。
そして天然石の意匠や大理石(人工でない
ほう)のキッチンやお風呂。
デザインもすてき。


旦那さんは、漆喰の臭い自体がきつくて、
顔をしかめているようでしたが…
そんなことには特にかまわず!(え)

昔の家づくりから発想を得たという、他
のメーカーさんがやらないような珍しい
家づくりでした。
当然、体にも優しく、さらにエコ

アレルギー持ちの夫婦には、これ以上
ないような素材がいっぱいで、実際に
そういうことを気にされている方が
健康を気にして施工していることが多い
とのこと。

その場で即OKを出しそうになりましたが、
自宅へお持ち帰りし、夫婦で冷静〜に
熟慮しました。


…いや。待てよ?

最初にブログで書いた図書館で読んだ本
にあった。

自然な素材を多用するだけでは現代の
「高気密高断熱」に対応する家で、結露
等から長期に家や人を守る事はできない。

そのモデルハウスの営業さんは言ってい
ました。

この家の通気工法は存在しません。
なぜなら素材自体が通気性なので。


旦那さんも私も、これまでさんざん
高気密高断熱にこだわってきた家造り
を見て勉強してきただけに、よくよく
考えてみると、真逆の工法自体に不安が…

C値(相当すき間面積)は?
Q値(熱損失係数)は?
家の吸気排気の流れをきちんと考えて
設計しているの?
自然素材のみによる換気や気密は明確に
計算されて数値に出るの?
強度は大丈夫?


自分たちで目に見えないものだけに、
家の構造や性能については明確に説明して
もらえないと、一番心配だよ…。

さらに、代理店によって当然ながら当たり
はずれ、施工会社の腕は変わってくるだろ
うし、そんな不安要素もあって…

一気にフリーズしてしまいました。


そんなこんなで結局予約していた構造見学
はキャンセルしてしまった私たちでしたが、
今思うと、構造を実際見て、上に書いたよう
な質問攻めにしてみてもよかったかな…と、
少し家の完成を目の前にして余裕の出てきた
今なら、ちょっと思うこともあるのでした。

ちなみに完成間際の我が家ですが…

C値だいじょうぶ?

確か有料(5万位)で完成現場を測定して
もらえるはず…

旦那さん、どうしようかね??(5万かぁ…)

実際はそんなもんです。

実際に建てて暮らしてみないと、結果は出ません。
私たちの家はそう…

いわば究極の人体実験ですネ。
何事もそうですよね、最終的には。

ブログでおいおい実験結果は書いていきます。
posted by ゆふ at 23:50| Comment(0) | 施工会社探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする